背伸びせず、卑屈にもならず。そんな風に書きたひと思ふをとこありけり。
by maseda1001
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今年の個人的な重大ニュース

第5位 数年前に足しげく通っていたラーメン屋にひさしぶりの再訪。しかし、懐かしの味はそこに無く、味の変化に戸惑う。
第4位 うわぁ、頭部に受け止める歯科衛生士さんの腹部のぬくもりがあったかいナリぃ。
第3位 入店可能な飲食店を求め、真冬の夜の繁華街をおっさん2人で1時間余り死の行進。なんとかたどり着いた店(異様に空席が目立つ)で見事、地雷級の味を堪能。良い子のみんな、飲食店に行く際は事前に予約をしよう!
第2位 12月23日~25日の三連休、ランボー怒りの休日三連勤。無事、年越しを迎える。
第1位 暇を持て余した結果、毎日晩酌(またの名を「アルコール依存症への着実なステップアップ」)するようになる。

30代、独身男性のリアル。

それにしても最近思うんですが、独身時代はしつこいほどに飲みやらなにやらに誘ってくれた方々は、結婚を機会に変わるものですね。パッタリ、飲みに誘われる機会も減ります。そりゃまぁそうだなって気もする。居酒屋で代り映えのしないヨモヤマばなしを繰り返すよりは、子供の寝顔をみたりとか、奥さんとミッドナイトのベッドでホットモットしたりとか、そっちのほうが楽しいってのはわかる。

10代の頃はと言えば、パワプロやったり、ウイイレやったり。20代の頃は、合コン行ったり、飲み会行ったり。30代になれば、結婚して、子供を育てたりなんかして。それが世の趨勢、マジョリティなんだってのはわかる。

一方で、マイノリティに目を向けるとどうだろう。30超えても結婚しない、マイノリティ。大みそかに紅白見ながら、ひとりでどん兵衛のそば(鴨だし)をすする男性。「なこみく」がバックダンサーのバックダンサーをやらされるという事態に直面して、どん兵衛を食べる手が一瞬止まってしまう、30代独身男性。休日は仕事をするか、パワプロのマイライフ。パワプロの世界ではトリプルスリーと20勝・250奪三振を達成し、私生活ではスポーツコーナー担当の女子アナと交際。しかし、リアルの世界では顧客からのクレーム電話に震える日々を送るスーツよれよれのサラリーマン。家に帰れば、台所の流し台に放置されたカップラーメンの残り汁の匂いが無言で出迎えてくれるし、湿気を含んだ薄い敷布団はもう何日も押し黙っている。

ゾウは自らの死期を悟ると、単独でひっそりと誰もいないところに行き、孤独の状態で死を迎えるらしい。生きるか死ぬかの生存競争が日夜繰り返されるサバンナの喧噪を逃れて、湖畔の森でひとりさびしく死を待つ気持ちはいったいどんなだろう。

結婚してしまったかつての友人たちに連絡を取るのも億劫だし、何かの拍子で都合が合ってしまっても、いまさら会話がかみ合うとも思えない。他人の子供の写真を見せられて愛想笑いをするのは面倒だし、「奥さんが早く帰れとうるさくってさ」という話も自慢にしか聞こえない。ヒネた感情を腹に抱えながらメシ食っても、酒を飲んでも、胃の中に入ってくるのはマジョリティが醸す圧迫感、リア充が放つキラキラ感とその裏に潜むマイノリティへの蔑み。そういう感情は、取るに足らない、豚だって食わないたぐいの感情だってのはわかってるんだけど。わかってるんだけどなぁ。

そんなこんなで僕には死期を悟ったゾウの気持ちが、少しわかるような気がする。ほんの少しだけど、わかる気がする。結婚してしまったかっての友人たちから、遠ざかっていくことを悲しいと思いつつも、どこか別のところで安堵している。既婚者の群れから、ひっそりと離れていくことに安心する気持ち。かつては仲間だと思っていたけれど、今では違う集団に属することになってしまった彼らへの別れについて、どこかで悲しみ、どこかで安心している。

少し長くなりました。最近のウェブの流行は、ツイッターのような短文形式らしいので上記を簡潔にまとめることにしたい。長い文章は読んでもらえないらしい。ということで、某模試の現代文で全国1位を取った経験がある、現代文のディフェンスに定評がある僕が上記の自分の文章を簡潔にまとめたいと思う。

上記を一行で要約すると、新垣結衣さんはかわいい、ということになります。


よいお年を。

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by maseda1001 | 2016-12-31 21:48 | Comments(0)